「施術を受けると楽になるけれど、数日するとまた痛くなる」
このようなお悩みを抱えている方は少なくありません。
痛みを改善し、良い状態を安定させるためには、痛くなった時だけ施術を受けるのではなく、身体の回復段階に合わせた通院ペースが大切です。
今回は、当院が考える通院ペースについて解説します。
1.施術後に悪い状態へ戻ってしまう理由
施術を受けると、筋肉の緊張がやわらぎ、関節が動きやすくなったり、血流が改善したりします。
しかし、長期間続いていた姿勢の崩れや身体の歪み、筋肉の緊張は、1回の施術だけですべて安定するとは限りません。
人間の身体には「恒常性(ホメオスタシス)」という、身体の状態を一定に保とうとする仕組みがあります。
これは体温や血圧などを一定に保つために必要な働きですが、長く悪い状態が続いている場合、その悪い状態を身体が「いつもの状態」と認識していることがあります。
そのため、施術で一時的に身体を整えても、時間が経つと以前の姿勢や筋肉の緊張に戻ろうとしてしまうのです。
2.最初の1か月は週2回が目安
症状や身体の状態によって個人差はありますが、当院では施術開始から最初の1か月程度は、週2回の通院を目安にしています。
施術直後の良い状態が完全に戻ってしまう前に、次の施術を行うことで、身体に良い状態を覚えさせていきます。
特に、次のような方は、最初のうちは通院間隔を空けすぎないことが重要です。
・痛みが強い
・長期間症状が続いている
・身体の歪みが大きい
・仕事や家事で同じ姿勢が多い
・施術後に症状が戻りやすい
・睡眠や自律神経の乱れがある
施術と施術の間隔が空きすぎると、身体が元の悪い状態に戻ってから、再び施術を行うことになります。
これでは毎回ゼロからのスタートになりやすく、改善までに時間がかかってしまいます。
3.身体のバランスが安定してきたら徐々に間隔を広げる
最初の1か月間、週2回程度の施術を行い、痛みや身体の歪みが安定してきたら、少しずつ通院間隔を広げていきます。
例えば、
週2回
↓
週1回
↓
2週間に1回
↓
3週間から1か月に1回
というように、症状や身体の状態を確認しながら調整します。
ただし、すべての方が同じペースになるわけではありません。
痛みの強さ、症状が続いていた期間、年齢、仕事内容、運動習慣、睡眠状態などによって、回復のスピードには個人差があります。
大切なのは、決められた回数を機械的に通うことではなく、その時の身体の状態に合ったペースで施術を受けることです。
4.痛みがなくなったら治ったとは限りません
痛みが軽くなると、「もう治った」と感じて通院をやめてしまう方もいます。
しかし、痛みは身体の状態を知らせるサインの一つです。
痛みがなくなっていても、身体の歪みや関節の動き、筋肉の緊張が十分に改善していないことがあります。
この段階で以前と同じ生活に戻ると、しばらくして同じ場所に痛みが出たり、別の場所に負担がかかったりすることがあります。
特に、慢性的な腰痛、肩こり、坐骨神経痛、五十肩、膝の痛みなどは、症状が軽くなった後のケアが重要です。
痛みを取ることがゴールではなく、痛みが出にくい身体をつくることが本当の目的です。
5.痛みを繰り返さない身体を目指しましょう
痛みを繰り返さないためには、施術だけでなく、日常生活の見直しも必要です。
姿勢、身体の使い方、睡眠、運動、食事、仕事中の姿勢など、症状の原因は一つとは限りません。
当院では、痛みがある場所だけを見るのではなく、背骨や骨盤、関節の動き、自律神経の状態などを確認しながら施術を行います。
症状が強い時期は通院間隔を短くし、身体が安定してきたら徐々に間隔を広げていきます。
そして最終的には、月に1回程度のメンテナンスでも良い状態を維持できる身体を目指します。
施術を受けても痛みを繰り返してしまう方は、通院ペースが身体の回復段階に合っていない可能性があります。
仙台市若林区で、繰り返す腰痛や肩こり、関節の痛みでお困りの方は、おおつか鍼灸接骨院・整体院へご相談ください。
その場の痛みを軽くするだけでなく、痛みを繰り返さない身体づくりを一緒に進めていきましょう。







