「病気というほどではないけれど、なんとなく毎日調子が悪い」
「以前なら一晩寝れば疲れが取れたのに、最近は朝から身体が重い」
「肩こり、頭痛、眠りの浅さ……いろいろな不調が重なってきた」
50代になってから、このような変化を感じていませんか?
病院で検査を受けても大きな異常が見つからず、
「年齢のせいかな」
「更年期だから仕方ないのかな」
と我慢している女性も少なくありません。
今回は、50代女性に多い「なんとなく不調」を、更年期と自律神経という視点から考えてみます。
仙台市若林区荒井の「おおつか鍼灸接骨院・整体院」が、できるだけ分かりやすくお話しします。
50代になって、こんな変化はありませんか?
更年期に感じる身体の変化には個人差があります。
例えば、
- 疲れやすくなった
- 朝起きても疲れが残っている
- 首や肩が以前よりこる
- 頭痛が増えた
- 寝つきが悪い、夜中に目が覚める
- 急に暑くなったり汗をかいたりする
- 手足が冷える
- めまいやふらつきを感じる
- イライラしたり気分が落ち込んだりする
- 動悸を感じることがある
- 胃腸の調子が安定しない
など、症状が一つではないことも特徴です。
昨日は頭痛、今日は身体がだるい、夜になると眠れない……。
「いったい何科に行けばいいの?」
と思ってしまう方もいらっしゃいます。
更年期とはどんな時期?
日本人女性の閉経年齢は個人差がありますが、一般に50歳前後とされ、閉経前後の約10年間を更年期と呼びます。
この時期には卵巣機能が低下し、女性ホルモンの一つであるエストロゲンが大きく変動しながら減少していきます。
このホルモンの変化に加えて、加齢、仕事、家庭環境、睡眠、ストレスなど、さまざまな要素が重なることで不調が現れることがあります。
つまり、
「更年期だから、この症状が出る」
と単純に一つの原因で説明できるものではありません。
なぜ更年期と自律神経が関係するの?
女性ホルモンの分泌を調節している脳の仕組みと、自律神経を調節する仕組みには関係があります。
そのため、更年期のホルモン変動に伴って、自律神経に関連するさまざまな症状が現れることがあります。
自律神経は、
体温・発汗・血管・心拍・胃腸・睡眠など
私たちが意識しなくても身体を調節してくれている神経です。
そのため自律神経の働きが不安定になると、
「暑いのに手足は冷える」
「疲れているのに眠れない」
「何もしていないのに動悸がする」
など、一見するとバラバラに見える不調が重なることがあります。
首や背中がガチガチになっていませんか?
当院で身体を見る際に、更年期の不調そのものを**「背骨の歪みが原因」と決めつけることはありません。**
一方で、不調が続いている方をみると、首や肩、背中の筋肉が強く緊張していたり、身体を動かす機会が減っていたりすることがあります。
例えば、
長時間のスマートフォン
デスクワーク
運動不足
浅い呼吸
睡眠不足
精神的なストレス
などが重なれば、身体の緊張が抜けにくくなることがあります。
そこで当院では、更年期という言葉だけで判断するのではなく、首・背中・骨盤などの動き、筋肉の緊張、姿勢や呼吸など身体全体の状態を確認します。
「更年期だから仕方ない」で終わらせない
50代になると、
「もう歳だから」
と言われることも増えてきます。
しかし、年齢だけで現在の不調をすべて説明することはできません。
同じ50歳でも元気に過ごしている人もいれば、複数の不調を抱えている人もいます。
大切なのは、
「更年期だから仕方ない」と我慢するのではなく、自分の身体に今どんな負担がかかっているのかを考えること。
生活習慣を少し変えるだけでも、身体の状態が変わる場合があります。
今日からできる3つのセルフケア
難しいことを始める必要はありません。
① 朝光を浴びる
起床後に朝の光を浴びることは、体内時計を整えるうえで役立ちます。
朝起きたらカーテンを開けるところから始めてみましょう。
② 10〜20分程度歩く
無理な運動をする必要はありません。
体調に合わせて散歩などの軽い運動を取り入れてみてください。
「疲れているから動かない」状態が続くと、活動量がさらに低下してしまうこともあります。
③ 寝る前は身体を興奮させすぎない
就寝直前までスマートフォンを見続けたり、仕事をしたりする生活が続いている方は、寝る前に少し静かな時間を作ってみてください。
入浴したり、ゆっくり呼吸したりするのも一つの方法です。
全部やろうとせず、まず一つ続けることが大切です。
更年期と思っていても、別の病気が隠れていることがあります
ここは非常に重要です。
50代女性の体調不良を、何でも「更年期」「自律神経」で片付けるべきではありません。
例えば、甲状腺疾患、貧血、心臓の病気などでも、更年期に似た症状が出ることがあります。
症状が強い場合や長く続く場合、急に症状が現れた場合などは、まず医療機関で相談してください。
更年期症状については、婦人科・女性外来などで相談することも大切な選択肢です。
50代を「我慢する10年間」にしないために
仕事、家事、子育て、親の介護など、50代は自分の身体以外にも気を配ることが多い年代です。
その結果、
「自分のことは後回し」
になっている女性も多いのではないでしょうか。
でも、これから先も元気に生活するためには、自分の身体を見直す時間も必要です。
病院では大きな異常が見つからなかった。
それでも、
「なんとなく毎日調子が悪い」
「疲れが抜けない」
「首肩こりや不眠が続いている」
という場合には、身体の緊張や姿勢、運動、睡眠などを含めて見直してみることも一つの方法です。
仙台市若林区荒井のおおつか鍼灸接骨院・整体院では、症状だけではなく身体全体の状態を確認し、その方に合わせた整体や鍼治療などをご提案しています。
「更年期だから仕方ない」と諦める前に、一度ご相談ください。







