「一度ギックリ腰になると癖になるよ」
このような話を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
しかし、私はギックリ腰は「癖になる」のではなく、「ギックリ腰になりやすい身体の状態が改善されていない」ことが原因だと考えています。
風邪とギックリ腰はよく似ています
例えば、風邪を何度もひく人に対して「風邪が癖になっている」とはあまり言いませんよね。
「風邪をひきやすい体質なんだね」
「免疫が落ちているのかもしれないね」
というように考える方が自然です。
ギックリ腰も同じです。
何度も繰り返す方は、「ギックリ腰が癖になっている」のではなく、ギックリ腰を起こしやすい身体の状態や生活習慣が続いている可能性があります。
ギックリ腰になりやすい人の特徴
次のような状態が続くと、腰への負担が積み重なり、ある日突然ギックリ腰を起こすことがあります。
- 骨盤や背骨のバランスが崩れている
- 股関節や胸椎の動きが悪い
- 腰の筋肉が常に緊張している
- 運動不足で筋力が低下している
- 睡眠不足や疲労、ストレスが続いている
最後に荷物を持ったり、くしゃみをしたりして痛めたとしても、それは「最後の一押し」に過ぎません。
本当の原因は、それまでに積み重なった身体への負担なのです。
予防が大切なのは風邪もギックリ腰も同じ
風邪には、
- 手洗い
- うがい
- 十分な睡眠
- 栄養管理
などの予防法があります。
同じようにギックリ腰にも予防法があります。
- 整体で身体のバランスを整える
- ストレッチで筋肉の柔軟性を保つ
- 適度な運動で筋力を維持する
- 疲労を溜め込まない
- 日頃から正しい姿勢を意識する
こうした積み重ねが、ギックリ腰の再発予防につながります。
一度もギックリ腰になったことがない人もいます
周りを見渡すと、一度もギックリ腰を経験したことがない人もいます。
そのような方は、特別な予防を意識していなくても、もともと身体のバランスが良く、腰への負担が少ないため、発症する確率が低いと考えられます。
一方で、何度もギックリ腰を繰り返す方は、身体の使い方や姿勢、筋肉や関節の状態を見直すことで再発リスクを減らせる可能性があります。
まとめ
ギックリ腰は「癖になる病気」ではありません。
ギックリ腰になりやすい身体の状態を放置していると、何度も繰り返してしまうのです。
風邪を予防するように、ギックリ腰も日頃から身体を整え、適度な運動やストレッチを行うことで予防が期待できます。
「またギックリ腰になるかも…」と不安を抱えながら生活するのではなく、根本的な原因を見つけて身体を整えることが大切です。
もしギックリ腰を何度も繰り返している方は、一時的に痛みを抑えるだけでなく、再発しにくい身体づくりを始めてみませんか。







