「五十肩は放っておいても、そのうち治ると聞いた」
「時間が経てば自然に腕が上がるようになるのでは?」
「痛いけれど、病院では五十肩と言われたから我慢している」
このように考えて、肩の痛みを何か月も我慢していませんか?
五十肩は時間の経過とともに痛みが落ち着いてくる方もいます。一方で、痛みが長期間続いたり、痛みが減っても肩の動かしにくさが残ったりすることもあります。
特に注意したいのが、
「痛いから動かさない」→「さらに動かしにくくなる」
という状態です。
今回は、仙台市若林区荒井の「おおつか鍼灸接骨院・整体院」が、五十肩を放置するとどうなるのか、早めに身体の状態を確認する意味について分かりやすく解説します。
そもそも「五十肩」とは?
一般に五十肩と呼ばれているものは、医学的には**「肩関節周囲炎」**などと呼ばれます。
40代〜60代に多くみられ、はっきりしたきっかけがないのに肩が痛くなったり、腕を動かしにくくなったりします。
代表的なのが、
- 腕を上げると肩が痛い
- 背中に手を回せない
- 髪を結ぶ動作がつらい
- 服を着たり脱いだりするのが大変
- エプロンの紐を後ろで結べない
- 高い場所の物を取れない
- 夜、肩が痛くて目が覚める
といった症状です。
「肩がこっている」という状態とは違い、日常生活そのものに支障が出てくることがあります。
五十肩は本当に放っておけば治る?
ここが今回、一番お伝えしたいところです。
五十肩は、一般的に時間の経過とともに症状が変化していきます。
大きく分けると、
炎症が強く痛みが出やすい時期
↓
肩が動かしにくくなる時期
↓
少しずつ動きが戻ってくる時期
という経過をたどることがあります。
そのため、「時間が経てば自然に良くなった」という方がいるのも事実です。
しかし、全員が短期間できれいに元通りになるわけではありません。
回復まで長期間かかるケースもありますし、痛みが軽くなったあとも、
「以前より腕が上がらない」
「背中に手が回らない」
「左右で肩の動きが違う」
といった可動域の制限が残ることもあります。
つまり、
「痛みがなくなった=肩の状態が完全に元に戻った」
とは限らないのです。
夜、肩が痛くて眠れない「夜間痛」
五十肩の相談で特につらいと言われるのが夜間痛です。
「昼間はなんとか我慢できるけれど、夜になるとズキズキする」
「寝返りをすると痛くて目が覚める」
「痛い方を下にして眠れない」
「どんな姿勢で寝ても肩がつらい」
この状態が続けば、肩の問題だけではなく睡眠不足にもつながります。
眠れない日が続けば、翌日の疲労感や集中力にも影響します。
そのため当院では、五十肩の場合、単純に
「腕が何度まで上がるか」
だけではなく、
「夜は眠れているか?」
という点も重要な目安として確認しています。
痛い時に無理やり動かせばいい?
五十肩になると、
「固まらないように、とにかく動かした方がいい」
と思って、痛みを我慢しながらストレッチをしている方がいます。
しかし、強い痛みが出ている時期に、無理やり肩を動かすのはおすすめできません。
特に、
「痛いけれど我慢して腕を上げる」
「誰かに腕を強く引っ張ってもらう」
「壁を使って無理に肩を伸ばす」
といった方法は、症状によってはかえって負担になることがあります。
反対に、まったく動かさなければいいというわけでもありません。
大切なのは、
「現在どの段階なのかを確認して、その状態に合った動かし方をすること」
です。
肩が上がらない=すべて五十肩ではありません
ここも非常に重要です。
40代、50代で肩が痛くなったからといって、すべて五十肩とは限りません。
肩の痛みや動かしにくさには、
腱板損傷、石灰沈着性腱板炎、変形性肩関節症、頚椎由来の症状
など、別の問題が関係している場合もあります。
転倒してから肩が上がらない、突然強い痛みが出た、腕に力が入らないなどの場合は、まず整形外科など医療機関で適切な評価を受けることが大切です。
「50歳だから五十肩だろう」と自己判断しないようにしてください。
肩だけを施術しても変わりにくいことがあります
腕を上げる動作は、肩関節だけで行っているわけではありません。
実際には、
肩関節・肩甲骨・鎖骨・胸椎・頚椎
などが連動して動いています。
例えば、背中が丸くなり胸椎の動きが少なくなっている状態で、腕を上げてみてください。
腕は上げにくくなります。
反対に姿勢を起こして胸郭が動きやすくなると、腕の動きが変わることがあります。
つまり、
「肩が痛いから肩だけを見る」
のでは不十分なケースもあるということです。
当院では首・背中・肩甲骨まで確認します
仙台市若林区荒井のおおつか鍼灸接骨院・整体院では、五十肩の方に対して肩だけを確認するのではなく、
- 頚椎の動き
- 胸椎の動き
- 肩甲骨の動き
- 肩関節の可動域
- 筋肉の緊張
- 左右差
- 姿勢
- 日常生活で痛む動作
などを確認します。
そのうえで身体の状態に合わせて、整体や鍼治療などを組み合わせて施術していきます。
痛みが強い時期と、痛みが落ち着いて動きを取り戻していく時期では、同じ五十肩でも対応は変わります。
その時の身体の状態に合わせることが重要だと考えています。
早めに施術を始める目的は「無理やり動かすこと」ではありません
「早く施術した方がいい」と聞くと、
「痛くても無理に動かされるのでは?」
と不安になる方もいるでしょう。
当院が考える早期対応の目的は、無理やり肩を動かすことではありません。
まず、
現在どの程度動くのか
どの方向で痛むのか
夜間痛があるのか
首や背中は動いているのか
日常生活のどの動作で困っているのか
を確認することです。
そして、その時期に合わせた施術やセルフケアを選択します。
「そのうち治るだろう」と何か月も我慢するより、現在の状態を早めに把握する。
これが大切です。
五十肩の時に自宅で気をつけたいこと
まず、強い痛みを我慢して無理にストレッチをしないこと。
特に夜間痛が強い時期は、痛みを誘発する動作を何度も繰り返す必要はありません。
一方で、痛みが落ち着いてきた段階では、状態に応じて少しずつ動かしていくことが大切になります。
また寝る時は、痛い肩や腕の下にタオルやクッションを入れて、腕の位置を支えることで楽になる方もいます。
ただし、五十肩の状態には個人差があります。
「五十肩にはこのストレッチをすれば大丈夫」
と一律に考えず、痛みが強い場合は専門家に相談してください。
「もう半年だから」「もう1年だから」と諦めないでください
五十肩でよく聞くのが、
「もう半年経っているから仕方ない」
「1年以上経っているから、もう治らないのでは?」
という言葉です。
症状が長く続いている場合でも、現在どの部分の動きが制限されているのかを確認する意味はあります。
ただし、長期間動かしにくい状態が続いている場合、改善にも時間が必要になることがあります。
そのため、
痛みだけではなく「動き」まで確認すること
が重要です。
「そのうち治る」と我慢し続ける前に
五十肩は、時間の経過とともに痛みが落ち着いてくる場合があります。
しかし、
夜も眠れないほど痛い
腕が肩の高さまで上がらない
着替えがつらい
髪を洗うのが大変
背中に手が回らない
という状態を何か月も我慢する必要はありません。
特に、肩の動きが徐々に悪くなっている場合には、早めに現在の状態を確認しておくことをおすすめします。
仙台市若林区荒井のおおつか鍼灸接骨院・整体院では、肩だけではなく、首・背中・肩甲骨など身体全体の動きを確認しながら、その方の状態に合わせた整体や鍼治療をご提案しています。
仙台市若林区・荒井周辺で、五十肩・肩の痛み・腕が上がらない症状にお悩みの方は、一度ご相談ください。
「五十肩だから仕方ない」と決めつけず、今の肩がどのような状態なのかを一緒に確認していきましょう。








